物性についての簡易実験(2) 弾性と塑性

 固体の性質として、弾性と塑性と剛性がありますが、ここでは、弾性と塑性を簡単な実験で見てみます。これを書いている人は少し食い意地がはっているところがあるので、実験材料には、ごく身近な食べ物を使っています。

・弾性の実験=食パンの実験
 食パンを平らな所に置いて、指で軽く押してから、そっと離してやります。その間の食パン表面の状態変化を観察してみます。




 食パンを平らな所に置いて、指で軽く押し、そっと離す

 離してからすぐの状態

 離してから少したったときの状態


 この実験で、食パンには、押しつけられてね変形したものを元に戻す性質があることがわかります。この性質が弾性です。弾性という性質は材料力学などでは「バネ」で表現されることが多いようです。

・塑性の実験=草大福の実験
 草大福を、今度は、指で少し強めに押してから、そっと離してやります。その後の草大福表面の状態変化を観察してみます。




 草大福を、指で少し強めに押す

 離してからすぐの状態

 離してから少したったときの状態


 なぜ「草」大福なのかの理由は、単純にこれを書いている人が自分の好きなものを使ったからということだけです。普通の大福でもいちご大福でも同じようになると思われます。

 草大福にも少しは食パンと同じようなもとの形に戻ろうとする性質「弾性」があるので、もう少しほっておいてやると、もう少しだけ元に近い形になるでしょうが、その性質はさほど強くないので、指で押したときの変形がかなり、そのまま残り続けます。この変形して、変形がそのまま残る性質が塑性です。

 これらの実験は、写真では少しわかりづらくなってしまいますが、とても簡単なので、是非、ご自分でやって確かめてみてください。