2−3−1 沖縄付近の火山列と火山帯(分布図)



2−3−1 − 1 沖縄付近の第四紀火山の分布

 北海道や九州について行ったのと全く同様に、独立行政法人 産業総合技術研究所(産総研)のWEB上のデータベースのデータを利用して沖縄付近の火山の分布図を描いてみました(図2−3−1 − 1 から 図2−3−1 − 3)。

 なお、地図の経線は西から東経122度、123度、124度、125度、126度、中央が127度で、 東側は128度、129度、130度、131度、132度です。また、緯線は北から北緯28度40分、28度00分、27度20分、26度40分、中央が26度00分で、南側は25度20分、24度40分、24度00分、23度20分です。この範囲の西端には台湾の東端がほんの少しひっかかりますが、台湾の海岸線は描いていません。




図2−3−1 − 1 沖縄付近の第四紀火山の分布図(全体図)





図2−3−1 − 2 沖縄付近の第四紀火山の分布図(東部)





図2−3−1 − 3 沖縄付近の第四紀火山の分布図(西部)




 各火山の名称も記入した名称図も描いてみました。(図2−3−1 − 4 から 図2−3−1 − 5)。



図2−3−1 − 4 沖縄付近の第四紀火山の名称図(東部)





図2−3−1 − 5 沖縄付近の第四紀火山の名称図(西部)





2−3−1 − 2 火山列解析

 沖縄付近は火山の分布密度がかなり低いので「火山列線分」になるところがありません。したがって、火山列図は描けません。各火山を火山点と見なして、火山分布図や火山名称図を見ていただければ良いでしょう。そこで、「火山列図」は特に示しません。

 なお、沖縄トラフでは、海底火山が新たに発見される場合があるようなので、将来、海底部分については、火山分布状況の見直しが必要になってくるかもしれません。




2−3−1 − 3 火山帯・火山域区分

 前述のような火山分布状況なので、「火山帯」はなく、「火山域」と「非火山域」のみになります。沖縄付近を区分すると、中央を北東から南西に向かって伸びる「東シナ海東縁火山域」を境として、西側の「東シナ海非火山域」と、東側の「太平洋側非火山域」に区分するのが妥当であると思われます。





図2−3−1 − 6 沖縄付近の火山帯区分図

(「火山帯」はありませんが、他地域との整合性を考えて、この図はこの名称にしました。ここでの「火山帯」は広義で、「火山域」や「非火山域」も含まれるものと解釈してください。)



2−3−1 − 4 各火山の位置と火山位置詳細データ

 前述のデータベースのデータを用いて各火山位置を示した図を次に示します。


2−3−1 − 4−1.硫黄鳥島火山


図2−3−1 − 7 硫黄鳥島火山の火山点図




2−3−1 − 4−2 西表島北北東海底火山および黄尾嶼


図2−3−1 − 8 西表島北北東海底火山および黄尾嶼の火山点図




2−3−1 − 4−3 各火山の位置

 各火山の位置は九州のデータ表中におりますので、こちらをご覧ください

(九州の)東シナ海東縁火山域の火山位置表(沖縄県全体の火山も含む)



「2−3−1 沖縄付近の火山列と火山帯(分布図)」はここまでです。