色名RGB辞書の使用方法(上巻)



・上巻目次





・下巻






1.色名RGB辞書の基本
コンピューターでは、色は光の3原色red,green,blueの輝度の大小で扱っています。 Red,Green,Blueの各々の輝度を2桁の16進数で表して、並べたものがRGBのコードです。 したがって、RGBコードが色を示すことになります。

厳密には、コンピューターが明るいところにあるか、暗いところにあるかや、 太陽光下か、人工照明の下かなどの条件によって、 同じRGBの色が、実際には大きく違った色になります。
また、機種の違いや同じ機種でも、機器の調整の仕方によって、 同じRGBコードの色が微妙に違っているはずです。
ここでは、こういうことにはこだわらず、同じRGB値のものは同じ色とみなします。

色の名前は、言葉ですから、国や時代や各個人により、 「あか」なら「あか」の色がどの範囲の色を指し示すのかは異なります。 同じ国の同じ時代の人々の間では、かなり高い共通認識があると思われますが、 こまかな、微妙な認識は各個人によって、まちまちであるのが実態でしょう。
「あなたの感覚で、あなたの コンピューター色名辞書 を作る道具」 が、本プログラムです。


2.メインの画面(=立ち上げ画面)


この画面がこのプログラムのメインの作業画面で、メニューを兼ねています。
何か作業をしていて、わからなくなったら、 とにかく、「戻る」ボタンを押していくと、この画面に戻れます。

3.説明の見方
以下、この画面の各部分を順を追って説明していきます。
本文を順に読んでいただけば、プログラムの概要がわかります。 また、詳細な説明が必要と思われるところには、 ボタンをクリックするよう指示を表示してあります。 詳細な説明は、これをクリックしてご覧ください。

始めて使用される前には、ざっと順番通り説明に目を通してください。 ただし、説明書の性格上、かなり冗長な説明が長く続くところがあります (例えば、上巻7−5−4など) ので、そういう所は読み飛ばしていただいてかまいません。

 

4.辞書

4−1.3つの辞書
本プログラムには、色の名前の表記の仕方によって、3種類の辞書が用意されています。

色名をアルファベットで表記するもの用の「英語名辞書」と、ひらがなで表記するもの用の「和名辞書」と、 カタカナで表記するもの用の「私用辞書」の3つです。「私用辞書」は、英語のカタカナ表記と日本語のカタ カナ表記を同等に扱うという意図で作ったものです。

立ち上げ画面の色見本枠 は、この3つの辞書のうちどれを扱うか切り換えるためのボタンです。
3つの辞書は、随時切り換え可になっています。
このボタンによって辞書が切り換えられると、色見本の表示窓 も同時に切り換えられます。



4−2.「組込み辞書」と「読込み辞書」

3つの辞書を合わせたものが、本プログラムで扱う大きな1辞書になります。
プログラムを立ち上げたときには、プログラムに組み込まれた「組込み辞書」が読み込 まれます。これをもとにして、あなたが作った辞書は、後出の「辞書編集画面」の中で、 マイコンピュータ内任意位置に、 辞書ファイル として書き込みます。
このようにして書き込んだ辞書は、次に使うときには、ファイルから読み込んで使うの で、「組込み辞書」に対して、 「読込み辞書」と呼ぶことにします。
「読込み辞書」を読み込みたいときは、メイン画 面の辞書枠の読込みボタンを左ク リックして、ファイルを指定して読み込みます。なお、「組込み辞書」の内容は変える ことはできません。


一旦、「読み込み辞書」を読み込むと、誤操作で、また組込 み辞書を読み込む事故が発生しないように、その他の「読込み辞書」や「組込み辞書 」の読み込みが出来なくなるような仕組みになっています。
もう一度「組み込み辞書」あるいは、他の「読み込み辞書」を読み込むためには設定を若 干変更する必要があります。このやり方は、下巻の「補足」− 「14.その他の補足」 の中の「14−3 プログラム動作時の環境設定」の中の「・辞書の再読込み枠」の説明 に書いてあります。


4−3.辞書のまとめ
本プログラムで扱う「辞書」は、まとめると次表のようになります。

表1 辞書概要
組込み辞書 読込み辞書
構成辞書1: 英語名辞書 構成辞書1: 英語名辞書
構成辞書2: 和名辞書 構成辞書2: 和名辞書
構成辞書3: 私用辞書 構成辞書3: 私用辞書
プログラム内蔵 辞書ファイル
 内容 不変(固定)  内容 可変(非固定)

本プログラムでは、一時(いっとき)に扱える「辞書」は、常に「組込み辞書」か「読込み 辞書」かどちらかの1辞書になります。両方の辞書を同時には扱えません。「読込み辞書」 が読み込まれた時点で、「組込み辞書」の内容は「読込み辞書」に全面的に書き換えられる 仕組みになっているからです。


5.登録色と色名

5−1.辞書の登録色を色名順で見る方法

メインの画面の、「検索abc、あいうえお順ボタン」をクリックすると、今扱ってい る辞書に登録されている色をアルファベット順やあいうえお順の色名順のリストとして見る ことができ、その色(RGBコード+色見本)を表示することができます。

詳しくは、「検索abc、あいうえお順ボタン」=ここをクリックしてください。 -->




5−2.色名を入れて、辞書から捜す方法

メインの画面の「検索 色名入力 ボタン」をクリックすると、色名を入れて、今扱っ ている辞書に登録されている色の中から捜し出すことがができます。当然、その色(RGB コード+色見本)を表示することができます。
また、検索方法として「ある語を含む色名を検索する」という方法もとれるので、色名の一 部から関係のありそうな色名を並べてみることもできます。

詳しくは、「検索 色名入力 ボタン」=ここをクリックしてください。 -->




5−3.色見本の色を左クリックして、 登録内容を表示させる方法

メインの画面の「色見本表示窓」中には、今扱っている辞書 (「組込み辞書」または「読込み辞書」) に登録されている表示辞書 (「英語名辞書」または「和名辞書」または「私用辞書」) の色が、登録されている順番で表示されています。そして、この窓の中で、 色のあるところを左クリックすると、その色の登録内容が色名カード の形で表示されます。
このカードの中には、色名とRGBコードと大きめの色見本が記入されています。



なお、表示辞書に登録色がいっぱいあるときには、一度に全部を窓内に表示しきれ ないので、窓の右側に付けた垂直スクロールバーを、マウスの左ボタンで操作して、 色見本をスクロールして、カーソルを見たいところへ持っていって下さい。


色見本については、プログラム上、数の制限はありますが、並べ方の制限はありません。
「組込み辞書」の「英語名辞書」と「和名辞書」では、見やすさを考慮して、概ね「ピンク 系の色」-「赤系の色」-「橙系の色」-「茶色系の色」-「黄色系の色」-「緑系の色」-「青 ・藍系の色」-「紫系の色」-「白・灰・黒系の色」の順にならべてあります。
「組込み辞書」の「私用辞書」は登録色数が少ないので、この順番とは関係のない並べ方に なっています。

色見本表示窓と垂直スクロールバー


(これは「組込み辞書」の「和名辞書」の終わりの方の部分を表示したところです。2.メ インの画面と同じ辞書ですが、表示の位置が変化しているのがわかると思います。)


5−4.色名カードと色名の登録形式

5−4−1.色名カード
色名カードは次のようなものです。

色名カード


これは、「組込み辞書」の「和名辞書」の中の「こきはなだ」の「色名カード」で す。「色名カード」の中には、この辞書への登録内容が表示されています。

本プログラムの全体の1辞書には、1から1500までのデータの通し番号 がつけられています。そして、各辞書は次表のように割り当てられた通し番号の中だけを使 う仕様になっています。


各辞書の使用する通し番号
通し番号 使用辞書
1----500 英語名辞書
501---1000 和名辞書
1001----1500 私用辞書


また、各辞書には、辞書内番号もついています。

このカードを見ると、「こきはなだ」は、全体の通し番号では、689番で、 「和名辞書内」の番号は189番で登録されていることがわかります。



5−4−2.色名の表記方法について
本プログラムの1つの色データは、
  1. アルファベット表記(半角)
  2. カタカナ表記(全角)
  3. ひらがな表記(全角)
  4. 「色」なし漢字表記(全角)
  5. 「色」付き漢字表記(全角)

の最大5通りの名前を付けることができます。
そして、各辞書によって必須表記法が決まっています。
必須表記は次のようです。

辞書に色を登録するときには、必須表記のデータが必要です。

5通りの表記のうち、必須表記以外の表記に関しては、データをいれても、入れないままでも かまいません。


色によっては、5通りの表記方法だけでは、いろいろな言われ方を表現しきれないこともある でしょう。そのようなときには、次の登録色も同じ色として、残りの表記を次の番号に書き込 むこと勧めます。
プログラム上は、同じ色を離れた番号で登録しても問題ありませんが、色見本での表示では、 同じ色が離れた位置にあると、同じかどうか判断しずらいことがこの理由です。

「組込み辞書」では、同じ色は連続した番号で登録してあります。


例をあげると、「和名辞書」の辞書内番号6の「なでしこいろ」と同7の「せきちくいろ」


辞書内番号229の「しょうぶいろ」と230の「あやめいろ」


などです。

5−4−3.色名の登録形式
色名カードの各欄は、上に述べた各表記方法によるデータをこの順序で表示しています。つまり、 この順序でこの内容のデータを登録してあります。
まとめると、カードの各欄の記入内容は次表のようです。

色名カードの登録形式
カード表示欄名 記入内容 (指定表記形式の文字列データ)
英語名欄 アルファベット表記(半角)データ
カタカナ名欄 カタカナ表記(全角)データ
和(訳)名欄1行目 ひらがな表記(全角)データ
和(訳)名欄2行目 「色」なし漢字表記(全角)データ
和(訳)名欄3行目 「色」付き漢字表記(全角)データ





5−5.見本色に似た登録色を捜す方法
「色」をもとに、「色名」を捜す方法を説明します。

本プログラムを立ち上げただけで、何もしていない状態で、「場の色ボタン」 を左クリックすると、まだ「場の色」が決まっていませんので、



というメッセージが表示されます。

「OK」を左クリックすると、



となります。ここで、「Windows標準の色の設定」で、「色の作成」を行って戻ってくると、作成した色が「場の色」になりますので、 例えば次のようになっています。






上の未登録色を「コードより色名の検索ボタン」を左クリックして、検索画面を出し、 ここで全辞書を対象に登録色さがしをすると、同色はなく、「のうこん」が最も似ているという結果が返ってきます。



辞書に登録してある色も「場の色」に指定できます。これを対象に登録色さがしをすると、 当然登録色が「同色」になり、1例をあげると例えば次のような結果になります。






6.各所に出てくる4つのボタン
いろいろな画面に現れる「フォームの印刷ボタン」、「類似色検索ボタン」、「表示部分イメージ 保存」、「この色をパレットに取るボタン」の4つのボタンについて、その役割をここで順に説明 します。

6−1.「フォーム印刷ボタン」
「画面」や「カード」の印刷をします。

詳しくは、「フォームの印刷ボタン」=ここをクリックしてください。 -->


6−2.「類似色検索ボタン」
今注目している色と同じ色、似た色を捜します。

詳しくは、.「類似色検索ボタン」=ここをクリックしてください。 -->



6−3.「表示部分イメージ保存ボタン」
表示されている窓の、今表示されている部分をイメージデータ(ビットマップファイル[*.bmp]) として保存します。

詳しくは、「表示部分イメージ保存ボタン」=ここをクリックしてください。 -->



6−4.「この色をパレットに取るボタン」
このボタンの役割は、次の7.色を創るを読んでいただくとわかります。
ここでは、今注目している色を、 パレットというものに取るためにあると理解して下さい。

作業の詳細は、
「この色をパレットに取るボタン」
=ここをクリックしてください。 -->




7.色を創る

7−1.色を創る(創色)作業の流れ
新しい色を創るには、作業台となる創色パネル


に、創りたい色の参考になる色やイメージデータを貼りつけ、
それを見ながら、RとGとBの輝度を、各々の
調整スクロールバー


を動かすことで調整しながら、創っていきます。


普通の手順は、

  1. パレットに色(またはイメージ)を取る
  2. パレットから創色パネルに色(またはイメージ)をコピーする
  3. 色を対比しながら、創色パネルで色を創る
です。

以下この順番で説明していきます。


7−2.パレットと創色パネル

7−2−1.(色)パレットとイメージパレット

パレットには、色をやりとりするためのパレットと、 イメージデータをやりとりするためのイメージパレットとの2種類があり、各々のパレッ トには受け取り用(INPUT)と貼りつけ用(OUTPUT)があります。
色をやりとりするパレットをこの説明では、イメージパレットと区別する ために、色パレット、あるいは(色)パレットと表記することがありますが、プロ グラムの中では、ただの「パレット」になっています。

色をいくつか受け取った状態の受け取り用(色)パレット(INPUT)は、次のようなものです。


色パレットには、このようにパレット0からパレット9まであるので、最大10色までを 保持しておくことができます。

受け取り用色パレット(INPUT)は、「この色をパレットに取るボタン」を左クリッ クすると、自動的に表示されます



イメージデータを8個受け取った状態のイメージパレット(INPUT)は、次のようなもので す。


0から9までのイメージパレットがあります。最大10個までイメージを受け取ることが出来ま す。


・イメージパレットの呼び出し方
(受け取り用)イメージパレット(INPUT)を呼ぶには、色を特定した状態で、メイ ンの画面の「創色・色名登録ボタン」を左 クリックして、「創色パネル画面」を呼び出し、
その右側の「操作盤」



にカーソルを持っていき、
この中の「イメージパレット設定ボタン」 を左クリックします。




色をいくつか受け取った状態の貼り付け用(色)パレット(OUTPUT)は、次のようなもので す。


黄色系のイメージデータを6個受け取った状態の貼り付け用イメージパレット(OUTPUT) は、次のようなものです。


これらの貼り付け用(OUTPUT)パレットは、受け取り用(INPUT)パレットに完全に 連動していて、同じ番号のところに同じデータがのっています。


実際に作業するときには、受け取り用(INPUT)・貼り付け用(OUTPUT)の区別はあ まり意識しなくてすむように、色パレットでは、創色パネルが呼び出されたときに、 受け取り用(IPNPUT)パレットを消して、それとほぼ同じ位置に、貼り付 け用(OUTPUT)パレットを表示するようになっています。
また、イメージパレットでは、受け取り用(INPUT)イメージパレット「全パレット確定ボタン」 を左クリックすると、受け取り用(INPUT) イメージパレットはスクリーンから消え、貼り付け用(OUTPUT)イメージパレット が表示されるようになっています。

ただし、パレットの扱いを自由にするために、貼り付け用 (OUTPUT)色パレット表示中に、新たに受け取り用(INPUT)色パレットを表示させ たり、貼り付け用(OUTPUT)イメージパレット表示中に、新たに受け取り用(INPUT) イメージパレットを表示させたりすることもできるようになっています。
そこで、このような複雑な使い方をする場合は、4つのパレットの役割をよく理解した上で使っ てください。
もっとも複雑な使い方をした場合には、スクリーンの上にパレットが同時に4つあるということ になります。




7−2−2.創色パネル
7−1で、すでに1例を示しましたが、創色パネルは、別のデータが置かれている例で示すと、 次のような状態にもなります。


7−2−3.創色パネルの作り
創色パネル画面は、例にあげたものでわかるように、左側の「色・イメージ表示盤」部分と、右 側のボタン類・スクロールバー等から成る「操作盤」部分の、大きく2つの部分から構成されて います。
左側の「色・イメージ表示盤」は、縦3×横3=計9枚の小さい「パネル」と、パネルの間の「 隙間」から成り立っています。9枚のパネルは、中心のパネル1枚と、残り8枚のパネルの性格 に違いがあります。中心のパネルは、ここで、色を創るためのもので、(狭義の)「創色パネ ル」と呼んでおきます。残りの8枚のパネルは、比較する色やイメージを置くためのパネル で、「その他パネル」または単に「他のパネル」と呼ぶことにします。

まず、「その他のパネル」に、参考となる色やイメージをパレットから貼り付け、次いで センターの(狭義の)「創色パネル」にもとになる色をはりつけ、隙間や背景の色を考え、 枠線の描き方を考えながら、
調整スクロールバー
(RGBコード表示付き)


の調整で、(狭義の)「創色パネル」に色を創ります。
パネルに新しく創り出される色と、操作盤の調整スクロールバーの上に表示されるRGBのコー ドは、常に連動します。
つまり、色とRGBのコードを常に確認しながら色の調 整ができます。

なお、(狭義の)「創色パネル」には、パレットから色をコピーすることはできますが、 イメージを貼りつけることはできません。

右側の「操作盤」部分は、創色のために左側の「色・イメージ表示盤」の状態を操作するための操 作盤になっています。この部分の詳細な説明は、7−5−4で行います。




7−3.パレットに色(or イメージ)を取る

7−3−1.色パレットに色を取る
このパレットには、以下の各場所から色を受け取ることができます。

  1. 辞書リストで色を特定したところ
  2. 色名で色を検索して、候補リスト中で色を特定したところ
  3. メインの画面の色見本窓で色を左クリックして、色名カードを表示させたところ

各々のところで、「この色をパレットに取るボタン」を左クリックし、カーソルを 現れたパレットの中の好きなところへ持っていって左クリックして色を移します。
このやり方については、6−4で、図解をまじえて述べました。




7−3−2.イメージパレットにイメージを取る

イメージイメージパレットにコピーするには、 まず、受け取るパレットの番号を決めて、それを受け取り用に指定します。
具体的には、パレット番号リスト (0から9までの数字のリスト) の番号を左クリックする (または、そのパレットのところにカーソルを持っていって、そこで左ク リックする)パレット番号の下が水色に変わってそのパレ ットが指定されたことがわかります(下図参照)。


パレット番号がこれでよければ、「パレット選択OKボタン」を左クリックします。



すると、「ファイルを開く」になりますので、参考にしたいイメージデータのファイルを、 指定します。



開くファイルが確定すると、そのイメージを



のように表示しますので、 誤りがないことを確認してから、 「はい(Y)ボタン」を左クリックします。




正常にコピーされればイメージが指定番号のイメージパレットに表示されます。




このようにして、青・藍系の色見本のイメージを7つイメージパレットに取ってみたところを示し ます。


最後に、「全パレット確定ボタン」を左クリックします。



すると、貼り付け用のイメージパレットに変わります。



イメージを取る順番、取る個数は自由です。
イメージの付いているパレットに、新たなイメージを貼り付けると、いつも上書きになります。

(イメージデータは、「創色パネル」を起動するときの必須データではありません。 イメージデータなしで、つまり、色データのみで創色パネルの作業に移っても何ら支障ありません。)

イメージパレットで受け取れるイメージデータは、*.bmpと*.jpgと*.wmfの3種類です。それ 以外の形式は受け取れませんので注意してください。

貼り付け用イメージパレット(OUTPUT)の使い方は、次の7−4の後半の 7−4−2で説明します。




7−3−3.イメージパレットの初期化

「イメージパレット」上の「全パレット初期化ボタン」 を左クリックすると、イメージパレットが初期化されます。なお、パレットを個別に初期化すること はできません。

[初期化されたイメージパレット]




7−4.創色パネルに色(or イメージ)をコピーする

7−4−1.(色)バレットから色をコピーする
いくつかの色を受け取り用パレット(INPUT)に取ってから、
メインの画面の「創色・色名登録ボタン」を左クリッ クしすると、「創色パネル画面」が表示され、同時に貼り付け用(色)パレット(OUTPUT)も表示さ れます。

この貼り付け用(色)パレット(OUTPUT)から、色を創色パネルに移すには、次のようにします。

まず、パレットの取りたい色のところへカーソルを持っていき、ここを左クリックします。


次いで、「創色パネル」の中の色を写す先のパネルのところにカーソルを持っていって、ここで、左クリッ クします。


すると、色が「創色パネル」の指定パネルに写ります。(色のコピー)



他のパレットの他の色も同様に写していった例を次に示します。
(この例では、左上と左と右上のパネルには、イメージデータも貼り付けられてい ます。イメージの貼り付けについては、次に説明します。)




「メインの画面」の「その他の設定ボタン」を左クリックして、「プログラム動作 時の環境設定画面」を出し、その中の「創色パネル枠」の「No. 色名を表示しないオプションボタン」を左 クリックしてから、「OKボタン」を左クリックしておくと、パネルに貼りつけられる色見本は、No.も色 名もないすっきりしたものになります。
(この設定は、プログラム実行終了までの間だけ有効です。)


7−4−2.イメージパレットからイメージをコピーする
いくつかのイメージが貼り付けられたイメージパレットから、イメージを創色パネルへ写すには、次のよう にします。

「イメージパレット確定ボタン」が左クリックされたとき、貼り付け用イメージパレット(OUTPUT) が表示されます。

まず、この中から複写したいイメージを選択して、カーソルをそのパレットのところへ持っていって、左ク リックします。


次いで、カーソルを「創色パネル」の中の、イメージを貼りつけたいパネルのところに持っていき ます。

そして、そこで、左クリックします。


すると、複写したいイメージが指定パネルに貼りつけられます。



別のイメージを別のパネルに貼りつける例を次に示します。

イメージの指定


パネルの指定


イメージの貼りつけ


このように、イメージを貼りつけていき、パネルによっては、色を貼りつけていくと、最終的には次の例の ような感じで、「創色パネル」を埋めることができます。


この状態が、「創色」の作業の開始状態になります。


「創色作業」の詳細については、次の7−5で詳しく説明します。


なお、イメージパレット創色パネルでは、大きなイメージは、枠 にうまくおさまるように全体が縮小変形されてから貼りつけられます。(縦横比が変化します)イメージパ レットより創色パネルのほうが少し大きいので、創色パネルに貼られたイメージ のほうが少し大きくなります。



7−5.創色パネルで色を創る
各パネルを色・イメージでいっぱいにしたら、 それと比較しながら、R,G,Bの各調整スクロールバーを適宜操作して、 (狭義の)「創色パネル」に新しい色をつくります。

操作説明としては、これだけです。

(なお、プログラム動作上は、 「その他のパネル」に色・イメージを全く入れなくても支障ありません。)

新色を創る方法としては、
  1. 類似色を並べて比較しながら創る
  2. 配色を考えながら創る
  3. RGBの値を理詰で考えながら創る
が普通の方法と思われるので、以下この順で、もう少しやり方を詳しくみていきます。



7−5−1.類似色を並べて比較しながら創る
新しい色をつくる「創色」の方法として、多分一番やりやすい方法は、既知の類似の色と比較しながら 作っていく方法でしょう。
いま、黄色系の色を作る場合の1例を示してみます。



ただし、おなじ参考データを並べた場合も、パネルの隙間の色や枠線の有無・その色、背景の色などで 見え方の感じは変わってきます。
そのバリエーションを2つ並べてみます。






実際的なのは、どのような、隙間の色で、どのような背景の色がいいのか、どのような枠線が良いのか などを、1つに絞りこんでから調整作業をすることでしょう。この場合、まず、「創色パネル」を絞り 込んだ状態にします。そして、その状態で、調整スクロールバーを操作して、色を決定します。


7−5−2.配色を考えながら創る
作ろうとしている色が、どのような色の間で使われるのか、あらかじめ分かっている場合には、その配 色パターンに似せて、創色パネルを配色して、その状態で作る方法もあります。

この場合も、隙間の色・背景の色・枠線の有無、枠線の色などを適宜決定する必要があります。


・「配色」の感覚をもとに「創色」を行う例(1)



・「配色」の感覚をもとに「創色」を行う例(2)




7−5−3.RGBの値を理詰で考えながら創る


詳細はここをクリックしてください



7−5−4.創色パネルの細部の説明
「創色パネル画面」の右側の「操作盤」



のうち、ここまでで、まだ説明していない部分の説明をします。



(a)隙間の色
「隙間の色」枠は、 9枚のパネルの間の隙間をどのような色にするか操作するための枠です。

上の「透明」と「不透明」のボタンは、隙間の部分を透明にして、背景の色をそのまま表示するか、 不透明にして、背景の色とは異なる隙間独自の色をつけるか、どちらにするかの選択ボタンです。

下の枠線に囲まれた小さな長方形は、 「不透明」にしたとき、 「隙間」につける色を指定するためのものです。

「不透明」で隙間に色をつけるとき、 着けたい色を色パレットからここに移して色指定します。

「パレットから長方形への色の写し方」は、 「パレットからバネルへの色の写し方」と全く同様です。 つまり、パレット上で「着けたい色の所」で左クリックして、色指定してから、 この長方形中にカーソルを持ってきて、ここで左クリックします。

この長方形の色指定は、「不透明」のときのみ意味があります。 「透明」のときは、この色がどうなっていても、隙間は「背景色」で着色されます。 また、「隙間の色枠」内の長方形の見本も「透明」になって、「背景色」で着色されます。

(隙間の色と、次の(b)・(c)で説明する背景色・枠線の色は互いに独 立に、互いに無関係に設定できるので、いろいろな組み合わせが可能です。)


次に隙間の色が白で枠線がない例、隙間の色が「刈安色(かりやすいろ)」で、その他のパネルが黒の 枠線で、狭義の創色パネルの枠線はない例、隙間の色が「刈安色」で、枠線が「牡丹色(ぼたんいろ) 」の例の3つの例を示します。

・隙間の色が白で枠線がない例


・隙間の色が「刈安色」で、 その他のパネルが黒の枠線で、 狭義の創色パネルの枠線はない例


・隙間の色が「刈安色」で、 枠線が「牡丹色」の例




(b)背景色
「背景色」枠は、背景の色を指定するための枠です。
色の指定は、やはり色パレットで色指定してから、ここを左クリックして色を写す方法で行います。

右側の操作盤部分では、前の例、次の例で明らかなように、地の部分は、常に「背景色」で着色され ています。
それに対して、左側のパネル表示部分では、(a)で説明したように、「隙間の色枠」の「透明ボタ ン」が押されている(正確には左クリックされた) 状態のときのみ、「隙間」に「背景色」が現れます。


次に、「背景色」に「浅緑(あさみどり)」を指定して、「透明」を指定したときの例を示します。

・「背景色」に「浅緑」を指定して、「透明」を指定したときの例




(c)パネル枠線
「パネル枠線」枠は、パネルの枠線の有無、枠線を描くときの色 指定のための操作盤です。

パネルの枠線は、9枚のパネルを中央の「(狭義の)創色パネル」と、8枚の「その 他のパネル」の2グループに分け、その各々について指定する仕様に なっています。

枠内の上の2つのチェックボックスは、上が「(狭義の)創色パネル」に枠線を描かせるか否 かの指定で、下が「その他のパネル」に枠線を描かせるか否かの指定です。
各々チェックマークを付けたとき、枠線を付け、チェックマークを消したとき、消すことになります。

(なお、色の入っていない「他のパネル」、または、イメージデータでは、 枠線の色を一旦着色すると、チェックマークを消しても、黒の枠線がついてしまいます。この黒の枠 線が気になる方は、次の方法で枠線を処理してください。色の入っていないパネルのこの枠線は、別 の気にならない色で枠線を上書きしてください。イメージデータは、同じイメージを同じパネルにも う一度取り直してください。)

枠内の下の2つのチェックボックスは、枠線を描かせるときの枠線の色指定です。

この色指定に限り、「黒」と「白」は、色パレットに置かなくとも指定できるようになっています。
白・黒以外の色を枠線に着けたいときは、やはり、前と同様にパレットから、この長方形に色をコピ ーします。

なお、、「黒」と「白」のチェックボックスは、各々「黒」と「指定色」の切り換えボタン「白」と「指定色」の切り換えのボタンになっています。

少しばかり、ややこしいのですが、このチェックボックスのチェックマークと枠線の描画色の関係は 各々のチェックボックスの状態ごとに述べると次のようになります。


・「黒のチェックボックス」については、

  1. チェックマークが付いた状態で、「パネルの枠線チェックボックス」をチェックすると、 枠線の色は黒で、指定パネル枠線を描く
  2. チェックマークが消えている状態で、「パネルの枠線チェックボックス」をチェックすると、
    1. 白のチェックマークがついていれば、白で、指定パネル枠線を描く
    2. 白のチェックマークがついていなければ、指定色で、指定パネル枠線を描く
になります。

・「白のチェックボックス」については、
  1. チェックマーク付いた状態で、「パネルの枠線チェックボックス」をチェックすると、 枠線の色は白で、指定パネル枠線を描く
  2. チェックマークが消えた状態で、「パネルの枠線チェックボックス」をチェックすると、  
    1. 黒のチェックマークがついていれば、黒で、指定パネル枠線を描く
    2. 黒のチェックマークがついていなければ、 指定色で、指定パネル枠線を描く
になります。

要するに、パネルの枠線に色が付いたり、消えたりするのは、上部2つの枠線のチェックボッ クスを変化させた時で、下の色指定の所を変化させただけでは、パネルの方は変化しません。

また、枠線の色は、「枠線のチェックボックス」のチェックマークがつけられた時点の、色指定が 用いられます


この部分は、実際にいろいろ試していただいた方が説明を読むより分かりやすいでしょう。


次に枠線の指定例を3つ示します。


・創色パネルには、枠線をつけず、他のバネルに黒の枠線をつける指定は、次のようになります。



・創色パネル、他のパネルとも「刈安色」の枠線をつける指定は、次のようになります。



・創色パネルには、枠線をつけず、他のパネルに白の枠線をつける指定は、次のようになります。




以上、説明してきたことを次の諸例で確認してみてください。


・例1
隙間の色--「刈安色」、「不透明」、
背景色--「浅緑」、
パネル枠線---創色パネル、他のパネルとも「牡丹色」の枠線をつける








・例2
隙間の色--「刈安色」、「不透明」、
背景色--「浅緑」、
パネル枠線---創色パネルにはつけず、他のパネルに「牡丹色」の枠線をつける







・例3
隙間の色--「刈安色」(ただし、「透明」なので、背景の色がみえている。)、「透明」、
背景色--「浅緑」、
パネル枠線---創色パネル、他のパネルとも「牡丹色」の枠線をつける







・例4
隙間の色--「刈安色」、「不透明」、
背景色--「浅緑」、
パネル枠線---創色パネルにはつけず、他のパネルには白の枠線をつける








・例5
隙間の色--「刈安色」、「不透明」、
背景色--「浅緑」、
パネル枠線---創色パネル、他のパネルとも「刈安色」の枠線をつける

この例のように、隙間の色と枠線の色を同じ色にすると、結果的に枠線をつ けない指定をしたときと、ほとんど変わらなくなります。






(d)その他のボタンなど

パレット呼び出しボタンは、何らかの理由で、パレット を画面から消したときや、パレットが手前の「画面」で見えないとき、再びパレットを見えるように するためのもので、このボタンを左クリックすれば、貼りつけ用パレット(OUTPUT)が現れま す。

同様に貼りつけ用のイメージパレットを呼び出すためのボタンが、次のイメージパレット呼び出しボ タンです。
やはり、左クリックで呼び出します。

いよいよ、色が決定したら(新色ができたら)、次にこの色を色名カードに登録します。
次のステップへ移るとき、このOKボタンを左クリ ックします。
このボタンをクリックした後の作業については、下巻の8.新色の色名カード登録で説明しま す。











・下巻